2022-03-25まで

(01) 翻訳は3ヶ月近くで8ページしか進まなかった。一度の胃腸炎と三度目のコロナワクチン接種(モデルナ・スパイクバックス筋注)によるしんどさに支配された二ヶ月だった。それでも今晩の読書会の最中にそこまでの日本語粗訳を仕上げて切り出した。
(02) 仕事はいつまでも慣れず、絞られてばかりいる。しかし巷の情報があまり役に立たない業務でもあり、金と読書欲に飽かせても何もならない。今まで自分が身につけたことのない独学が要求され続けていることまでは理解している。いい加減、どんな形でも、決着をつけたい。
(03) ハマーズリー『質的研究調査のジレンマ』*1上下巻が出た。めでたい。ひと月以内に読了する予定。(ほか買った本は末尾に置く)
(04) ポーチドエッグをレンジで作るハックを得てから、晩飯の調達にまた一つ光明が訪れた。M卵2つをニトリのスープ碗に割り入れて竹串で3箇所ずつ穿孔し、2分00秒600Wで加熱するのが定着している。
(05) ローグライト系アクションゲーム『Hades』*2の英語が多彩で美しい。今は日本語字幕英語音声で楽しんでいるが、真エンドを観た暁には英語音声英語字幕で再度プレイしたい。
(06) 塗り薬の治療がうまくいっている。夏まで続ける。
(07) 歯科は予防治療の段階に入り、歯磨き指導を受けている。自分の認知としては「歯肉」としか思っていないところが実は「歯茎と歯の境界」に位置していたりすることがまだある。そこを避けて歯磨きを続けていると、たとえ毎日長く時間を取って磨いていようが歯周病になっている、ということになってしまう。気をつけたい。ほとんど歯肉を磨くように磨く。これが歯磨きの範囲について道標となる。
(08) 少しずつ暖かくなってきた。そろそろ走ることを再開できそうだ。
(09) 来月数年ぶりにTOEICを受験する予定である。対策はまだ十分でないが、日々の #Anki の作業は怠っていない。
(10) ワクチン副反応のために The Batman をまだ鑑賞できていない。さらには It Must Schwing: The Blue Note Story (ブルーノートストーリー)は公開期間を完全に逃してしまった。
(11) 山田尚子監督作品『平家物語*3を最終話まで観た。素晴らしかった。五色の糸を手繰り寄せて顔を床に埋め、手に蝶が舞い降りる建礼門院徳子のラストの有様が凄絶だった。個人的には09話の清経と敦盛のシーンが畳み掛けられるくだりが強烈な印象に残った。
(12) 『その着せ替え人形は恋をする』*4アニメ版をNetflixで11話までみる。日本語の話法の変化を最新のアニメからも感じられるようになった。ギャル語というのにとどまらない、若者言葉の音韻が再現されているように思う。作品内容は『2.5次元の誘惑』*5を連想させられるものだったが、より個人的関係における内心に焦点を置いているように思われる。アニメ版09話までの異性装〔トランスヴェスタイト〕を絡めた乾姉妹の展開は特に良さを感じた。いわゆるエロコメ的な展開及び演出が散見されるが、上記のような美点があったため、打ち切らずに観続けることができた。ただ、さすがに11話の前半あたりの話の切断はどうなっているのか。
(13) 大友良英NHK-FMジャズ番組*6を聴いて、クインシー・ジョーンズに関心が出た。大友の特集はどちらかといえば伝統的なジャズ寄りの側面を抽出したものだったが、Spotifyで聴けるようなクインシーのベスト盤はいわゆるブラック・コンテンポラリ時代から多く採っているらしく、ファンク嗜好を満たしてくれるものが多い。むしろこちらのほうがパブリック・イメージに近いのだろう。しかしSly や Prince のような distinctiveness までには至らないところも名アレンジャーの宿命か。
(14) 「ウクライナに対するプーチンの戦争」について行きつけで話す機会があり、話した。この戦いがどうころぼうと、今回あらためて帝国主義の亡霊の命脈が潰えることを願っている。
(15) 『東京サラダボウル』という漫画が面白い。買って読んでいく。*7
(16) 『鎌倉殿の13人』11話まで連続で追跡している。郷土の英雄大泉洋が演じている源頼朝が毎話ごと味わい深い。11話序盤、平清盛が病死した知らせを受けた時の長い表情演技は複雑な人間の情念を巧みに表現しており、圧巻だった。菅田将暉義経の人物造形にも惹きつけられる。

2022-02-26,27,28

【2/26土】身体の怠さが強い。前の場所から引っ越した為、いくつかの病院を最寄りに探さなければならなかった。時間はかかったがなんとか新しい場所を見つけられた。昼下がりに冷凍シーフードを塩水で戻して北京鍋を取り出し、海鮮キャベツ炒めを作った。祝日に中之島美術館に行けたため、無理して外出しなければならないという焦燥感からは逃れられていた。夜に人生相談、映画雑談をそれぞれ行う。映画相談の方は濱口竜介監督について見識が深まった。あと東出昌大についても。

【2/27日】オンラインのウォーハンマー4eセッションに参加。あらゆるリソースが尽き、チームで得た4gcを盾2枚に変え、死亡間近な2人に持たせるという流れになった。本当に死に近いゲームだ。夜はビールを飲みに行き、帰宅後に鎌倉殿を消化した。

【2/28月】バゲットを昼に買い、帰宅前にコンビニのヨーグルトドリンクと一緒に夕方の軽食にすることで、帰路の無駄な買い物を防いでいる。ファミリーマートのものが安い割に種類もあって飽きない。仕事は昨年後半からKakauappにモノローグ的に書きつけることで進めている。

【その他近況】Switchで『Hades』を始めた。現在30周強。テセウス戦が勝てそうで勝てないくらいの強さ、宿命はアテナの全功徳を狙って取れた程度。早くザグレウスをペルセフォネに会わせてあげたい。*1*2

 

*1:余談1:ところで自分のペルセフォネ初体験は『アリーズ』である。

*2:余談2: タナトスとザグレウスの関係が凄まじい。ザグタナかタナザグかプラトン先生が論争を起こしそうなほどだ。

2022-02-09 から 2022-02-25 まで

色々忍耐強くやってきたが、02月上旬の胃腸炎ですっかり参ってしまい、計画が狂いに狂った。今は金と心身を大事にしながら、正しいと思うことをやり、凌いでいる。

 

-中之島美術館に行った。色々あったが、今井俊満の作品が特に素晴らしかった。話によれば新千歳空港のとある部屋にも今井俊満の大作があるとのこと。いつかみたい。

-Hadesを購入。30周まで。ローグライトの出来それ自体より、アクション性と多彩な対話演出に打ちのめされる。

-麻雀は雀士IIで停滞中。振り込まないまでもパッとせず3位になるという展開が多い。

-翻訳は進まず。目標進捗の1/3。当初の目標通りに進めるのは諦めている。しかしどこかでテコ入れする必要はある。

-代わりに英語の初級リーダーの積み本を消化している。また #Anki の英和活用大辞典項目(通称"Col")の補完は一回りしたようで、1日あたりの編集作業時間はある日を境に大幅に減じた。