#RP4G Season 1 終了報告(& Season 1.x 期間の運営について)

2015年07月から、オンライン(主にGoogleグループとSkypeボイスチャットを併用)で読書会を行ってきました(今年2016年07月下旬を以って、運営1周年を迎えます)。

活動報告(Season0, 1)

  • Season 0 (全2回)では、 Greg Costikyan の2002年講演用原稿*1 を検討しました。
  • Season 1 (全7回)では Gary Alan Fine が1983年に出版した、1970s末期の北米会話型RPGコミュニティに関する質的調査研究 Shared Fantasy (序章〜第6章)の検討、特に第6章は一部訳の訳稿検討を行いました。*2

これらの読書会は、概ね2015年07月当初の発足時の発表通りに運営することができました。

当初は時間に関して特に定めずにやっていましたが、現在は「日曜の昼13:00-15:00」など、旧祝日の日中の2時間として調整し、その枠内でやっていく、という方針が定着しつつあります。今後どうなるかわかりませんが、「Skypeボイスチャットで2時間、それ以上は区切って次回に持ち越し」という原則は非常によい原則として機能しているため、今後も採用したいと考えています。

ゆるいながらも要所要所で tough な局面もある読書会ではありましたが、ゆる〜い感じで見守ってくださった参加メンバー各位には大変感謝しております。今後共どうぞよろしくお願いします。

今後の運営予定

さて Season 2 以降ですが、2016年07月以降は、管理者兼主発表者である私自身の都合が読みづらくなるため、しばらく具体的な予定は建てられていません。

したがって、しばらく、【講座】メンバーの活動は停止することになります。

ただし、【通信】メンバーとしての、メーリングリストを中心とする情報交換は、来る Season 2 の課題文献が確定するまで、変わらず継続してゆきます。Season 2 の課題文献決定については、講座メンバーを中心とした意向を受けながら、管理者の気分で選んでゆきたいと思います。(候補となりそうな魅力的な文献に関しても、メーリングリスト内で情報共有を行っていたりします。)

このような運営方針により、一年間は【講座ML】の方が主な動きだった #RP4G は、Season 2 開催までの不定の期間、【通信ML】の方が活発化する見込みとなります。この期間を仮に【Season 1.x】として、だらだら〜っと運営してゆきたいと考えています。

新規メンバーについて

新規メンバーに関しても、変わらず募集しております(先日、新たに加入希望を頂き、17名となりました)。会則をよくご覧になったうえ、“講読してもいいかな” くらいの気分になった際は、ぜひご参加ください。

その他、個人的な動きについて

  • まず、#RP4G に関わる領域としては、Season 1 での検討成果をもとに、まずは Shared Fantasy (chap.6) を引き続き訳してゆきたいと考えています。
  • ほかの件に関しても、いろいろがんばってます。諸々の進捗が気になった場合は、引き続き、個人的な窓口(メール・DM・TEL等)をご利用ください。

*1:http://www.costik.com/nowords2002.pdf

*2:この作業を、著作権を尊重する形で行うため、ある時期から【講座ML】をクローズド運用に変更し、一部記述のみ、Creative Commons License の適用外を宣言しています。ただし、その他のルール変更は、この一年間でほぼありません。